2019.01.27

建築初心者と学ぶ家づくりの基礎 ~第1回 構造計算~

建築初心者と学ぶ家づくりの基礎 ~第1回 構造計算~
はじめまして。私は去年の12月下旬にこの株式会社創さんに入社させて頂きました林と申します。
一応建築事業部に所属していますが、建築に関しては全くの初心者です。
なので私が現在勉強している内容でこれは知っておいた方がいいかも、と思ったことをピックアップして
皆様にもお伝えできればと思いこのブログを執筆させて頂きます。
出来る限り分かりやすく書いていきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
スマイクルの家づくりでは地震に強い家を建てる、ということを大切にしていますが、
地震で壊れない家を作るためには構造計算をしっかり行って家の安全性を確認することが必要です。
今さらっと『構造計算』と言いましたがこの言葉はどういう意味かご存知でしょうか?
構造計算とは家にかかる様々な荷重にどれだけ耐えられるかを計算する事です。
荷重は水平荷重、鉛直荷重の2つに分けることが出来ます。
ではどんな力がどちらの荷重に分けられるのかを見てみましょう。
まずは水平荷重。これには地震力(地震の時に受ける力)と風圧力(風によって受ける力)が該当します。
これらは建物に対して横方向から作用する力です。
そして鉛直荷重。これには固定荷重(建物そのものの重さ)、積載荷重(人や家具などの重さ)、積雪荷重(屋根などに積もる雪の重さ)が該当します。
これらは建物に対して地球の重力によって縦方向に作用する荷重です。
こういった様々な力に耐えられる家を作るために構造計算は大切なのです。
もし家を建てられる際には担当者の方に「この家は構造計算をきちんと行っていますか?」と、
いうことを聞いてみることを是非お勧めします。
意外と言われないと構造計算をしない業者さんも多いそうですよ。
次回はなぜこんなに大事な構造計算をしないのか、という理由に迫っていきたいと思います。
それでは第1回はここまでです。さようなら。
参考文献:佐藤実 著  『楽しく分かる!木構造入門』

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