2019.03.05

これから家づくりをする人が知っておきたい建築用語

これから家づくりをする人が知っておきたい建築用語

マイホーム計画を始めるぞ!となると、色々な建築会社のHPを見たりインスタ等のSNSで調べたりしますよね。でもそんな時、当然のように書かれている建築用語が分からない!ということはありませんか? 今回は、泉州・和歌山で自然素材の家を建てるスマイクルが、知っておくとより家づくりが分かりやすく楽しくなる、建築用語や部材の名前を解説します♪

よく聞く構造に関わる部材の名前

構造に関する部材の名称

家の構造は耐震性や快適性に関わる大切な部分です。

ですが、ハウスメーカーや工務店から構造の説明を受けても、部材の名前や役割が分からないと理解できないですよね。

最低限分かっておくと役立つ用語・名称を解説します。

棟木(むなぎ)
⇒屋根の一番高い位置にある部材。
棟木を取り付けることを『上棟』『棟上げ』と言います。上棟式はこの棟上げのタイミングで行われる行事です。


梁(はり)

⇒柱の上に棟木と直行方向に渡して、建物の上からの荷重をさせる部材。

『梁見せ』など、あえてこの部分を見せるデザインがとても流行っていますね!

間柱(まばしら)
⇒大きな柱と柱の間に取り付ける小柱のことです。壁の補強の為の部材です。

筋交い(すじかい)
⇒柱や梁の間に斜めに交差させてとりつける部材。
耐震性の向上のために取り付けられる部材のため、耐震等級の取得には欠かせない箇所になります。

土台
⇒基礎の上に水平に固定される部材。主に耐久性のあるヒノキなどが使われることが多いです。
防蟻剤などのシロアリ対策の薬剤はこの部分に塗布されます。

基礎
⇒家と地面の間の構造部分です。コンクリートで作られることが多いです。
家を地面の湿気から守る役割もある重要な部分です!
他にも『胴差』や『根太』といったものもありますが、今回はカットしました。
このあたりのワードの意味が分かっていると、構造のお話なども理解度が上がるんじゃないでしょうか。

内装に関わる建築用語

次は内装に関係する用語の説明です。

最近SNSでよく見かける流行に関係する用語を中心に解説してみました。

おしゃれだから見ていたけどよく分かっていなかった!というワードが結構あるんじゃないでしょうか?😊

玄関・窓まわり

玄関・窓・外構についての用語です

下屋(げや)

⇒一番上の大きな屋根の下にある屋根を下屋といいます。たとえば、ウッドデッキやバルコニーが1階にあると、下屋がつきます。

下屋は家の外観を大きく左右しますので、とても大事なポイントです。

 

上がり框(あがりかまち)

⇒玄関土間から室内に上がる段差の側面部分の板のことをいいます。

最近ではこの板部分を出来るだけ薄くして、側面にモルタルやタイルを貼りスタイリッシュに見せるのが流行っています。

あとは、土間スペースを広く取り段差を極力低くして、室内と土間をフラットに繋げるスタイルも、アウトドア好きな方には人気ですね😊

 

開口(かいこう)

⇒外壁にある外に繋がる出入口(扉や窓)のことです。天窓のように天井部分につく窓も同様に開口といいます。

開口部が~など話に出てきた場合は、窓や出入口のことを指していると思っていたら大丈夫です。


サッシ

⇒窓の外枠部分のことをサッシといいます。場合によっては窓ガラスを含めてサッシと呼ばれることもあります。

「サッシュ」という場合もあります。
あまり聞き馴染がないかもしれませんが、家づくりをしているととてもよく聞くワードになりますよ!


FIX窓(はめ殺し窓)

⇒窓枠に直接ガラスをはめ込んだ、開閉のできない窓のことをFIX窓といいます。

採光のため、デザインのためなどに設けられた窓は開ける必要がないのでFIXにすることが多いですね。

壁・床・天井・照明など

インテリアに大きくかかわる内装についての用語です。

内装は誰もが一番こだわるポイントかと思います。

ワードを理解して、スムーズにコーディネートしましょう✨

石膏ボード
⇒石膏を芯材にした壁天井の下地材に使われている建材です。

塗り壁や壁紙が貼られる前の建築現場を見ると、クリーム色っぽい板が壁や天井に貼られています。これが石膏ボードです。

建築現場には無くてはならない建材ですね!

 

巾木
⇒巾木とは、床と壁の境目に取り付けてある板のことです。

何それ?と思う方もいるかもしれませんが、ご自分のお家の室内を見ると「これか!」と思われるでしょう。

床と壁の間にはわずかに隙間が空いているので、その隙間を隠して収まりを良く見せる役目があります。

隙間を塞ぐことでゴミやホコリが入らないようにするという側面もあります。

最近では「スマート巾木」や「アルミ巾木」などの、なるべく巾木を目立たせないスタイリッシュな物も多いです。

太い巾木でもアンティークテイストに見せられますし、好みで選ぶと良いですね。

 

吹き抜け
⇒1階部分の天井・2階部分の床を抜いてつなげた空間のことを吹き抜けといいます。
玄関や階段部分、最近ではLDKを広く吹き抜けにする間取りも多く見られます。
天井が高くなるので、開放的で広々とした空間に見せる効果があります。
デメリットとして、エアコン効率が悪くなるので、電気代が上がってしまうということがあります。
デザイン性と省エネ性のバランスを取って採用することをお勧めします😊

 

見切り
⇒主に違う床材の境目を美しく収めるために取り付ける部材のことです。
殆どの場合、なるべく馴染むカラーの被せるタイプのT字のカバーを施工します。
他には真鍮やアルミなどの細いタイプの見切り材もよく見かけるようになりました。段差もなく、スマートですっきりとした見た目になります。
※無垢床などに細い見切りを採用する際は、木の伸縮で隙間が空く可能性があることに注意です。

 

間接照明
⇒文字通り、照明からの直接の光ではなく、光を壁や天井に反射させて照らす照明方法のことです。
間接照明と一言でいっても様々な種類があり、スタンドライトを壁に当てて照らすだけでも間接照明となります。
お家づくりでは、最初から壁や天井に照明を埋め込んだりと自由に計画できるので、おしゃれな照明計画にしたいですね😊


ダウンライト

⇒天井に埋め込むタイプの小型の照明のことを言います。よくあるカバーを被せるタイプの照明はシーリングライトといいます。
ダウンライトはとにかく天井をすっきりさせることができ、ライトの種類も豊富です。
照らす方向が変えられるものもあるので、効果的な位置に配置して間接照明にすることも。


無垢材

⇒無垢床と呼ばれるものは、天然木の丸太から1枚の板を切り出したものを指します。
一般的な集成材の床板は、板と板を接着剤で貼り合わせたものです。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、しっかり理解した上でお選びいただくのが良いかと思います。
スマイクルでは、手の触れる内装材には化学物質を使わない、シックハウス症候群のない家づくりをしておりますので、無垢床を標準にしています😊


クッションフロア

⇒塩化ビニール素材のフロアシートのことです。賃貸でも洗面所の床に多く採用されています。
水に強く、掃除がしやすいため、トイレや洗面所に人気の床材です。柄や色も豊富で、最近では木目やタイル柄もリアルに再現されています。
一方で、床下がカビやすい素材でもあるので注意が必要です。

知識を身に着けて楽しくマイホーム計画を立てよう

どうでしたか?

聞いたことはあるけれど、意味までは知らなかった…という言葉があったんじゃないでしょうか。

専門用語については、説明する会社側も気を付けて誰にでもわかる言葉で説明するべきですが、

知識として身に着けておくと、トラブルを未然に防いだり、より良い家づくりのアイディアに繋がったりします。

家づくりは一生に一度。大きな買い物ですので、沢山勉強して楽しく素敵なマイホームを建てましょう!

 

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