スタッフブログ

staffblog

少しの工夫でお家をグレードアップ!【照明編②】




前回は、「建築化照明とはどんなもの?」というお話をしました。
ペンダントライトやシーリングライトを使わず、照明を壁面や天井に埋め込み、
建築物に溶け込ませた間接照明のことを建築化照明といいます。

・壁面の両側または片側より天井全体を照らすコーブ照明
・壁面を照らし、より魅力的に演出するコーニス照明

今回は、前回お話した2つの照明手法についてご紹介します!

この記事では、照明計画のアイディアのヒントになる
間接照明についての「なるほど!」な知識をお伝えします!

コーブ照明

間接照明を用いて天井を照らす照明手法を『コーブ照明』と言います。

コーブ照明の器具の納め方

2ca5ae9fe9825991c047f421173919df1

コーブ照明は、上の図のように壁からの小さなでっぱりを造り、
照明を隠すための「幕板(まくいた)」と呼ばれる目隠しをつけます。
天井と幕板までの間の部分から間接的に光が照らされるのですが、この開いている部分を「開口(かいこう)」と言います。

照明は、奥の壁側に横づけする場合と手前の幕板につける場合があります。
横づけにすると、天井面に光が伸びて、柔らかな光の広がりを感じます。

20220129_0741
施工事例:泉佐野市葵町リフォーム物件

上の画像が造作棚の上部にライン照明を横付けにした手法です。この場合は棚に奥行がありキッチンという小さなスペースの為、幕板は作っていません。

一方、開口寸法が比較的広く取れる吹き抜けや高天井の場合は、手前の幕板側に付けるとより開放感が得られます。


コーニス照明

天井面を照らすコーブ照明に対して、光で壁面を照らす間接照明の手法を『コーニス照明』と言います。

コーニス照明の器具の納め方

壁面を照らすコーニス照明は、一般的に天井の壁際に切り込みが入りその中に照明器具を納めるなどの仕組みです。
壁面を照らす手法として、上部より下向きの光で直接照らす手法と、幕板を設けて下から天井に向かって照らしバウンドした光で壁面を照らす手法などがあります。
どちらも開口寸法が大きいほど明るくなりますが、大きすぎると照明が見えてしまうので注意が必要です。




光りの陰影で壁面を演出する

2022AS_0310
出典:コイズミ照明株式会社
eb383aa869fd8e30d73a6f752d01ec0c
出典:コイズミ照明株式会社



上の画像の様なイメージですが、上からの流れるような光が壁面素材の凹凸を表して陰影を作り、素敵ですね

上部より下向きの光で直接照らす手になります。

開口寸法は150mm~200mmがきれいなグラデーションになると言われています。



柔らかいグラデーション光で演出する

97e9f9d98d8a204d03e27f6e48c3afbc1
出典:コイズミ照明株式会社



d295acb5589a985c8a04a0e0b9d68d70
出典:コイズミ照明株式会社




ふわんと広がる光りが、優しく落ち着いた空間をつくり、寝室などにはぴったりですね

幕板を設けて下から天井に向かって照らし、バウンドした光で壁面を照らす手法になります。バウンドした光が柔らかいグラデーションをつくり、空間の明るさを補っています。

開口寸法は100mmだと光が伸びない感じですが、200mmあると光が伸びて綺麗です



まとめ


いかがでしたか?

「建築化照明」と聞くと難しそうなイメージがすると思いますが、間接照明の手法を知ると意外と単純で、「出来そう!」と思っていただけたのではないでしょうか?
また、少し知識があればお好みのイメージを伝えやすくなり、お打ち合わせもスムーズに進みますね


では、次回は間接照明を取り入れる際に、気を付けなければいけないポイントなどをお話しいたします!